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− 製品情報 −
臨床研究向け細胞増殖用培地
StemFit® For Mesenchymal Stem Cell

StemFit for Differentiation 500ml
StemFit® For Mesenchymal Stem Cell(MSC)は、臨床研究向け間葉系幹細胞用の拡大培養培地です。
本製品は、500mL/本(-20℃保存)で、使用前に融解してご使用下さい。
本製品には、足場剤成分が含まれないため、別途コーティングもしくは
培地中に添加してご使用いただくことをお薦めします。

— 製品特長 —

高い性能安定性
培地組成中にヒト・動物由来成分
(血清成分、hPL)を含まないため
ロット間の性能差は少なく、
安定した細胞増殖性能を
発揮することが期待できます。
高い安全性
リコンビナントタンパク質を
原料に使用することで、本培地は
明らかな(Chemically-defined)
成分のみで構成されています
高い細胞増殖性能
血清添加培地に比べ、間葉系幹細胞の
高い増殖性能を発揮します。
PMDA再生医療等製品材料適格性相談の確認書を取得致しました。

※本製品の組成中には、羊毛由来のコレステロールを含みますが、適切な不活化・精製処理をされているため、PMDAの生物由来原料からは除外対象となっております。

— 使用説明書およびプロトコル —

— Q&A —

Q
StemFit® For MSCは、どの組織由来の間葉系幹細胞を培養することが可能ですか
StemFit® For MSCは、骨髄由来、臍帯由来および脂肪由来の間葉系幹細胞を増殖可能であることを確認しております。
Q
StemFit® For MSCで組織からの間葉系幹細胞を単離することができますか?
StemFit® For MSCは間葉系幹細胞の拡大培養用の培地です。組織から間葉系幹細胞を単離する際は、プロトコルの工夫が必要となりますので、stemfit@asv.ajinomoto.comまでお問い合わせください。
Q
StemFit® For MSCにて培養する際に、細胞外マトリックスなどのプレートコーティング剤を使用する必要がありますか?
はい。iMatrix-511(マトリクソーム社)を培地中に0.2μg/mLの濃度となるように添加するか、ビトロネクチンやフィブロネクチンなどの細胞外マトリクスを培養器材に予めコーティングする必要がございます。
Q
SDSはどこで手に入りますか?
「購入に関するお問い合わせ」ボタンより味の素ヘルシーサプライ(株)にお問い合わせください。
Q
COAはどこで手に入りますか?
ご購入いただいたお客様のみの提供となります。「購入に関するお問い合わせ」ボタンより味の素ヘルシーサプライ(株)にお問い合わせください。
Q
Corning® CellBIND表面の培養器材を使用することはできますか?
はい。 細胞外マトリクスを培養器材にコーティングする方法の代わりに、Corning® CellBIND表面の培養器材を用いて、StemFit® For MSCで培養することが可能です。この場合、iMatrix-511を培地に添加する必要はありません。
Q
別の培地からStemFit® For MSCに切り替える場合の、プロトコルはありますか?
製品説明書記載のプロトコルに沿って、StemFit® For MSCを使用して、細胞ストックの解凍、培養を行ってください。
Q
推奨される細胞の播種密度はありますか?
5,000〜10,000 cells/cm²の播種密度を推奨します。(T75 flaskを使用した場合は、3.8×105 cells/flaskで播種)
Q
細胞剥離剤の推奨製品はありますか?
TrypLE™ Select(Thermo Fisher社)やAccumax(MERCK Millipore社)が使用可能です。

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